今回は
【お金の授業①】〜学校では教えてくれない「資産運用の鉄則」素人が必ずハマる罠編〜
の動画を検証します。
「投資とはなんなのか」を考える
多くの人は「将来のことを考えると資産運用しなきゃなー」と思いつつ「よくわからないし怖いから」という理由で手を出せず、給料のほとんどを貯蓄に回しているのではないかと思います。
もちろんそれは間違いではないのですが、あくまでも「貯金」も資産運用の一つの手段でしかなくそれだけではリスクがあるというお話で、さらに投資初心者の多くがはまってしまう罠についてお話しています。
投資において素人が必ずハマる罠
お金のプロを信じてしまう
ストレートに「以下のような人たちを信じすぎるのは危険」と言及しています。
- 証券マン
- 銀行員
- 生命保険販売員
- FP(ファイナンシャルプランナー)
- 不動産業者
関連する方々に怒られそうな言い方ですが、決して詐欺的な意味で危険と言っているわけではなく、
- あなたが買う商品を得ることで利益をあげる人の場合、信じてはいけない。
- 相談している人と商品を売ってくれる人が同じ人の場合、信じてはいけない。
と言っています。
なぜ上記のお金のプロを信じてはいけないのか。
これはもう明確です。
あなたに商品を売ってくれる人、その人はボランティアでも好意でもなくあくまでもビジネスとして、仕事として相談にのり商品を売っているのです。
ドライに言ってしまうと「それを売ることで自身が一番儲かる商品」が大前提としてあり、必ずしもあなたにとって最高の選択肢を提供してくれるわけではないのです。
そして彼らは「手数料」で儲けを出すため、より手数料を多く取れる商品を売ろうとするのです。
買ってはいけないものを買ってしまう
いくつかの項目を説明していますが、ここでは代表的な2つを紹介します。
学資保険:
現状たいして利回りもよくなく自分で貯蓄すればいいのでは?と思いますが、「子供のこと」と言われると手を出してしまうのが親心です。ここは他の保険商品にも通じますが、「いつか何かが起きた時らどうしよう」漠然とした不安や恐れをうまく利用して商品を販売するのが保険です。
もちろん将来を見据えることは大事なことですが、あくまでも保険を販売する人たちは手数料目的であなたにそれを進めているということを忘れてはいけない、という話です。
新築マンション:
シンプルに新築マンションは買った瞬間中古となるため数百万下がるためだと言われています。
そしてこれはなぜかというと、例えばxxx建設が新築マンションの販売を開始したとしましょう。その時にマンションを売るためにモデルルーム、広告費、スタッフなど様々な莫大なコストをかけますが、それらは全て新築マンションの販売価格に上乗せされてきます。
つまり上記のコスト分、そのマンションの本来の価値よりも高く売られていることになるため、中古となった瞬間いその上乗せ分の価値がなくなるということなのです。
投資とお金儲けと資産運用は全く別物で考える
投資と言ってしまうと「働かなくてもお金を動かして大儲けすることでしょ?」と考えてしまいがちですが、これと「資産運用」は根本的に違うんだということを理解する必要があると言っています。
資産運用を考える上で貯金も一つの手段ですが、それだけではリスクだという話です。
「貯金していればリスクなんてないでしょ?」と思うかもしれませんが、もしかしたらその銀行が潰れてしまうかもしれません、なんらかの理由で預入金が盗まれても1000万円までしか保証してくれないかもしれません。
また株を運用することにより本来儲けていたかもしれないのに、何も考えず貯金で資産を寝かせるのは「機会損失」と言えるかもしれません。
次回は資産運用におけるリスクの分散と、具体的なポートフォリオの組み方について考察します。
▼続きはこちら