今回は
【お金の授業②】〜素人でもできる投資の鉄則を教えます〜
の動画を検証します。
前回の考察
素人でもできる投資の鉄則
ここでは投資の概念的な話ではなく、具体的なポートフォリオの組み方に言及しています。
特に今回は大儲けの方法ではなく資産運用の話なので、リスク分散の話がメインとなります。
無リスク資産とリスク資産
無リスク資産:
いわゆる貯金などがこれに当たります。貯金についてもリスクはゼロではありませんが、株などの投資と比較すると置いておくだけで目減りするようなことはないため無リスク資産と言えます。
ここでは月の生活費の3~6ヶ月分程度置いておけば安心だろう、と言っています。
リスク資産:
株などの投資に回す資産となります。
その中でも「外国株式と国内株式」においてリスク分散のために6(外国):4(国内)で分けましょう。またその外国株の中でも「途上国」「後進国」の株は上がり下がりが激しくなりがちなため、より硬く「先進国株」をメインにしましょう、と言っています。
つまり
・先進国株式のインデックスファンド = 6割
・国内株式のインデックスファンド = 4割
これがベストな投資方法だと言及しています。
何の商品を買うかでリスクを分散するのではなく、リスク資産に対してどれくらいの金額をおくかでリスクを分散させる
「出来るだけ多くの株式に資産を分散させる」というのもリスクヘッジの一つですが、ここではそうではなく上記リスク資産に対してどれくらいの金額をおくか、にフォーカスをおいています。
リスク資産の考え方において大事なのは、万が一そのリスク資産の1/3を失っても問題のない金額を想定して投資する、ということです。(損失許容額の3倍まで)
基本的にインデックスファンドでは大きな損失を出すことは極めて稀ですが、 万が一のことを考えた時に、なくなって生活に困る金額をおくのは避け、失ってもそれほど痛手ではない金額を上限としようという考え方です。
投資において最も避けなければいけないのは損失を出した時に我を忘れてドツボにハマることなので、精神衛生上これはその他の投資でも言えることかもしれません。
また以下のような税制優遇制度などを駆使することも大事です。
まとめ
資産運用において大事なのは
- お金のプロは信じない
- 普通預金は生活費の3~6ヶ月分程度
- リスク資産は6(外国):4(国内)でインデックスファンド
- 税制優遇制度を活用しましょう
を理解することだと動画では言っています。
そしてもっと大事なのは、堅実で意味のある資産運用を行うため、基本的な金融リテラシーをあげることだと言及されています。
次回は実際に6ヶ月間インデックスファンドに投資して、どれくらい稼ぐことができたのかを検証したいと思います。