FIREラボ

FIRE(Financial Independence, Retire Early)を実現するにはどうすればいいのか、をゆるーく検証していきます。

YouTube大学考察:「S&P500」への投資は正しいのか検証してみた

f:id:koromina:20210325140008j:plain


コロナショックで「給料が下がった」「将来が不安」などの理由から、将来のために資産運用や投資を始めようと思っている人がかなり増えていると思います。

そしてそれと同じくらい「投資はリスクがあるから怖い」「難しそうだしよくわからないから」と二の足を踏んでいる人も多いと思います。

 

そんな時代だからこそ、YouTube大学でお金の授業があれだけ人気を博しているのだと感じますが「実際にあの授業の通り投資して本当に儲かるの?」という疑問に答えるべく、検証を行ってみました。

 

まずは動画の復習

www.youtube.com

 

この動画の中で投資をするときのポイントとして以下の5つが上げられています。

1. 窓口には行くな
2. 債権ではなく株を購入する
3. 米国株を長く持て
4. 軍資金を準備しろ
5. インデックスファンドを買え

各項目の詳細は動画を閲覧いただければと思いますが、簡単にいうと

窓口には行くな  

プロは自分たちの利益のために手数料の高い商品を売りたがるから

債権ではなく株を購入する

→ 個人向け国債など金利が非常に低くメリットが少ない

米国株を長く持て

→ ここ10年成長し続けている

軍資金を準備しろ

→ 給与3ヶ月分の預金分以降は投資に回す。借金はするな

インデックスファンドを買え

→ わからない場合は「全米4000」か「S&P500」のいずれかでOK。

 ということでした。

 

そして動画内で導き出された結論が「 SBI・バンガード・S&P500インデックスファンドに給料3カ月分以上の軍資金を全突っ込み」というものでした。

 

これだけ見ると強引な方法にも見えますが、信託報酬(いわゆる手数料)も安く、たしかに米国株式はコロナショックを含めても、ここ10年間は右肩上がりで順調に株価を上げているので十分期待はできるかと思います。

 

実際に「S&P500」に半年間投資してみた

動画内では「SBI・バンガード・S&P500インデックスファンド」としていましたが、あいにく私はSBI証券の口座を開設していなかったため、今回は代わりに楽天証券にて「バンガード・S&P500 ETF(VOO)」に投資してみました。

 

楽天証券は証券口座としては扱える銘柄も多くサイトもわかりやすいため、楽天市場楽天銀行など既に利用されている方には特におすすめです。

 

インデックスファンドとETFの違いについては別途ご説明の機会を作ろうと思いますが、SBIの方は本家VOOに連動した投資信託です。手数料等の違いはあるものの基本的な動きは変わらないため、検証という意味では違いはないかと思うのでご容赦ください。

 

そして以下が実際に半年間運用した成果です。


f:id:koromina:20210327112915j:image

放っておくだけで150万の利益

特にタイミングは気にせず適当に資金を突っ込んだにも関わらず、利回り約15% / プラス150万という驚異的なパフォーマンスを出しました。

 

f:id:koromina:20210327005206p:plain

S&P500の半年間の推移

もちろん、あくまでも含み益なのでこの後落ち着いてくる可能性もありますし、税金等は考慮していませんが、期待に十分すぎるほど答えるパフォーマンスと言えるのではないでしょうか。

 

まとめ

かなり雑な投資であったにも関わらず放置しているだけで15%以上の利回りを出せているので、これはもう初心者は「S&P500」への投資がとりあえずの最適解と結論付けても良いのではないでしょうか。

少なくとも、何も考えず預金を貯め続ける「リスク」よりは意義があると感じます。

 

そして「ご自身の責任で」や「これはあくまでも一例です」の様な決まり文句を言うつもりはありません。もし少しでも投資に興味があってこの記事をみていただいているのであれば、まずは少額でも良いので始めてみることが大事だと思います。

 

そしてそのはじめの一歩として「S&P500」は最適な投資先なのではないでしょうか。