FIREラボ

FIRE(Financial Independence, Retire Early)を実現するにはどうすればいいのか、をゆるーく検証していきます。

YouTube大学考察: 「マネーマシンの作り方①」編

 

money machine

今回は

【マネーマシンの作り方①】株と債券は具体的にどう買えばいいのか?(Invest your money and make it grow)

の動画を検証します。

 

 

 

www.youtube.com

マネーマシンの作り方 = お金を自動的に生み出す装置

自ら企業に属して働いて得る報酬ではなく、お金がお金を生み出すシステムを作ろう、という話です。

上のような書き方をするとまるで「何かシステム的な物をつくって運用するの?」と難しく見えますがそういうことではなく、簡単にいうと「投資により不労所得を得よう」ということです。

そうなると今度は「投資ってギャンブルでしょ?よくわからないしちょっと怖い」と感じるかもしれませんが、何も投資は億万長者だけが行うゲームではありません。場合によっては数千円や今なら数百円から行える物もあり、非常にハードルは下がっているのです。

 

世の中に「一生懸命働いて長時間労働したから富裕層になれた」という人は一人もいない

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4種類のクワドラント

「この世には四種類の人間しかいない」と言われていますが、その内訳が上記となります。

 

労働者:

労働して時間を報酬に変える人のことです。

労働者というと昔の炭鉱夫のような仕事を想像してしまうかもしれませんが、いわゆるサラリーマンもこの労働者に入ります。

 

私たちの多くが「たくさん稼ぎたい」と思った時にまず現実的に考えるのが「いい会社に入る」「出世する」「たくさんボーナスをもらう」かと思いますが、これはあくまでも労働者的な考え方となります。

大企業でバリバリ出世していけばかなりいい生活ができますが、どれだけいい待遇でもサラリーマンの報酬ではせいぜい2000~3000万あたりが上限かと思います。

もちろんこれでも十分すぎるほどですが、あくまでも自分の時間をお金に変える、雇い主に雇ってもらっている、という点は変わらず、人生の多くの時間を仕事に費やしているでしょう。

 

専門家:

いわゆる医者や弁護士、芸能人もここに入るかと思います。

労働者と異なり誰かに雇ってもらい報酬をもらうわけではなく、自らの技能や専門性を報酬に変える人たちです。

一般的には労働者層よりも高収入であることが多いと思いますが、自らの時間を報酬に変えるという点においてはそれほど大きな違いなはいのかもしれません。

 

そしてここからが本題の「富裕層」足る経営者と投資家です。

 

経営者:

これはその名の通り、起業家や経営者クラスの方達です。

自らのアイデアをビジネスにし、お金を生み出す人たちです。

 

投資家:

自らの資産を株や債権などに投資し、利益を生み出す人たち。

四種類のクワドラントの最後のステップとも言える投資家層です。富裕層の多くはここに属しており、自らの資産を元に投資によってさらに資産を増やしていく人たちです。

 

さらっと書きましたが、動画の中では「富裕層と呼ばれるのはこの経営者か投資家にしかいない」と言及しています。

もちろん瞬間的な報酬で数千万や場合によっては数億稼ぐ大企業のサラリーマンや芸能人はいますが、それは富裕層ではないと言い切っています。

 

富裕層とは、自らが働いて得る報酬ではなく、お金に働かせてお金を増やす人たちのことをいうのです。

 

なぜ私たちは経営者・投資家にならなかったのか?

そして問題なのは、私たちの多くは当たり前のように、あたかもそれしかないかのように労働者か専門家になることを子供の頃から教えられてきます。

これはおそらく、自らもそうして生きてきたわけでそう教えるのが楽だし、数としても圧倒的に多いからでしょう。

 

多くの人は「投資家になりなさい、経営者になりなさい」とは教えてもらうことはなく、当たり前のように労働者か専門家になる方法のみ教えてこられたと思います。

 

もちろん、労働者や専門家が悪いわけでは決してありません。

ただし富裕層になるために大事なのは瞬間的な収入や報酬を得ることではなく、資産を持つことと、それをいかに増やしていくかなのです。

 

 

(続く)